マンションの防災とコミュニティ


こんにちは  川崎・横浜のマンション管理士 横倉啓子です。IMGP3954

11月16日 狭山茶で有名な、緑が多く環境の良い入間市で「マンションの防災とコミュニティ」をテーマに講演をさせていただきました。駅前から会場に向かう道の両サイドは、多数の団地が建っていました。入間市は団地が多いそうです。
会場には約40人の方々にお集まりいただきました。ありがとうございました。

防災のお話をさせて頂くときの3つのポイントは、
1.防災の基本…自分の命を守る!家族を守る!自分の命を守る。そのためには、水や食料の備蓄だけでなく、どのような準備が必要なのか!!

2.行政、消防、自衛隊、管理会社、管理組合等が自分を助けてくれるという自分に都合のよい期待をもって生活をしている方がいますが、自分の命・自分の家族は自分でまず守るのが基本です。

3.そして阪神・淡路大震災の時に一番多く生き埋めの人や閉じ込められた人を救出したのはだれなのか?その答えは役所の人、救助隊ではなくて、「身近なご近所の人」です。

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◎マンション内コミュニティで注意しなければならないこと…
人にはそれぞれな事情があります。人間関係が苦手な人。身体的に大変な人。他人には言えない問題を抱えている人。他人とあまり接したくない人。顔が全員違うように感覚考え方も違います。
でもマンション内の付き合いを避けている方でも、いざというときには助けが必要になったり、反対に助ける立場にもなります。
難しいかもしれませんが相手の事情をさりげなく察し「共感」「お・も・い・や・り」が持てるような関係にしたいです。

昔のような濃い関係のコミュニティですが、実は私もちょっと苦手です。
普段はあいさつ程度でも、ご近所だからあまりプライベートには踏みこまず、さりげなくほどよくお互い様感覚の関係の種を植え、芽が出て育んでいくことこそ、マンションという大切な財産の価値を高めることを目的とする管理組合が管理・運営をしていくうえでのキーワードと考えます。

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