ごあいさつ

まちみらい千代田写真1みなさまこんにちは。

マンション管理士の横倉啓子です。

 

何故マンション管理士になったのか、それはマンションに住んでいるみなさまが安心して笑顔で暮らせるマンション創りのお役に立ちたいという熱い想いからです。

マンション管理士の資格ができる10年以上前から、川崎・横浜エリアを中心に賃貸マンションの、建物・設備の維持管理などを行う会社に在籍し、分譲マンションの共用部分の範囲といわれているエントランスホール、廊下、階段等の日常清掃、定期清掃、給排水設備、消防設備、雑排水管、エレベーター設備、植栽管理などの、建物や設備の維持管理、大規模修繕工事などの経験をしてきました。

日常の様々なトラブル(騒音、漏水、ゴミ、ペット等に起因する問題等)対応などにも日々奮闘し、悩み、時には失敗しながら取り組んでいました。トラブルが解決した時に、オーナーや入居者さんから笑顔で「ありがとう。」「助かりました。」と言って頂くことが、明日も頑張ろうという励みになりました。数えきれないリアルな経験をしました。

そんな中で同じ「マンション」という言葉の付く資格であるマンション管理士の勉強を始め、賃貸と分譲の大きな違いを知ることになりました。区分所有という複雑な権利関係、管理組合という摩訶不思議な団体の存在。この団体が自分たちの共有の財産の維持管理を行っていくなど、維持・管理の重要性も改めて認識しました。

オーナーや入居者のサポートをしていた時に感謝された事が嬉しく、マンション管理士として分譲マンションでも管理組合をサポートしていきたいと考え、合格したら微力ながらも、これまでの経験を生かし、マンションに住んでいるみなさまが安心して笑顔で暮らせるお手伝いが出来ればと想いは膨らみました。

そして、主婦業、母親業、ОL、同居している親の介護と、家族の協力のもと2005年第4回マンション管理士試験に合格しました。その想いを実現するために、親泊マンション管理士や重松マンション管理士の力を借りて同行しながら多数の管理組合のリアルな現場の実務を学ぶ機会を得ました。日々経験と対応させていただく中で、100棟のマンションが有れば、住んでいる人達、建物、設備、年数、管理規約、管理会社(フロント・管理員)、マンション内コミュニティ、環境、地域等々どれ一つとして同じものはないことに気づきました。

ある日、とある理事さんから、「横倉さんはこのマンションに住んでいないから、マンション内の本当の実態や住んでいる当事者の気持ちが本当に理解できているのか」と言われたことがありました。その言葉の意味は何か。理事さんや管理組合のだれでも感じるかもしれないマンション管理士に対して抱える不安や疑問かもしれないと、改めてマンション管理士としての立場や視点を省みました。

そんな折、昨年母が亡くなりました。ここで三年以上にわたる看護と介護のことに触れさせていただきます。

あくまでも私の家族のケースでの対応とご理解ください。

家族への母のガンの宣告、当事者の家族は何ができるのか。当事者の家族でも考え方が同じではありません。 家族故に激しい感情のぶつかりを繰り返しながら、お互いに理解し納得し合意形成で、治療方針と介護のプロに支援してもらいながら当事者家族が協力して行くことを決めました。外部専門家のサポートはどこまで受けられるのかを確認し、当事者の話をきちんと理解して真摯に受け止めてくれそうなケアマネージャーさんにお願いをしました。

母が望む介護を中心に、家族の生活も考えながら介護方針、サービス内容を決めていく中でケアマネさんと常にコミュニケーションをとりながら、信頼関係を築いていきました。

直接母の介護をしてくださるヘルパーさん、訪問入浴のスタッフの皆さん、訪問歯医者さん看護士さん、多くの専門の皆さんの協力と、そして主治医の先生とも連携しながら介護を乗り切りました。

「当事者の立場に立つこと」がどんな事なのかを、ケアマネさんの対応を見て分かりました。と同時に、ケアマネさんが自分たち家族に対してしてくれたのと同じように、自分が管理組合に対して第三者としてどのようなサポートをしていく事が望ましいのか、学ぶことが出来ました。

私はケアマネさんが第三者の視点で相談に乗ってくれたことで、家族との協力の仕方、方法、方向性など合意形成を取ることができました。多くの管理組合を見ていて、今必要とされている事と重なります。

現在、管理組合の抱える諸問題について積極的に取組みマンション管理士コンサルタントとしてアクティブに活動しています。複数のマンションで、管理士として総会、理事会、委員会に年間80回超の出席を重ねています。お会いしているマンションのみなさまの笑顔と、「横倉マンション管理士がいてくれるから安心♪」と感謝の言葉をかけて頂くことはこの上ない喜びです。

重松マンション管理士事務所の神奈川オフィス マネージャー、親泊マンション管理士事務所とは業務提携をしております。更に信頼できる専門家とのネットワークを有し、他の有資格者が行うべき業務であることが法律上明らかな場合を除いて、マンション管理に関する事案に対応することができます。

私が住んでいる街は神奈川県川崎市ですが、最近川崎の武蔵小杉では、その住みたい街№1に輝いています。ここ数年、数棟の超高層マンション建設を中心とした再開発が進み、5000世帯・1万5千人規模の急激な住人の増加が見込まれ、大きく変化をしようとしています。この武蔵小杉駅は私が子供のころから東京・横浜どこかに行くときの拠点としていつも利用している思い出の深い街です。

思い出の深い武蔵小杉で私とコミュニティとの出会いがありました。

それは再開発が進む武蔵小杉で、何か受け皿となる組織が必要ではないかと行政が中心となって、地元周辺の人達、商店会、事業者が、新しい超高層マンションに住む予定の居住者のため、地元地域のためということで、新しいまちづくり、マンションのコミュニティ形成をどのようにするか等を主旨とするNPO法人が設立されりました。ここでマンションのコミュニティを支援する機会を得て、この組織の設立から3年の間、2棟のマンションが建ち、そのマンションのみなさまと一緒に初めての夏祭りの企画から運営開催、防災セミナーを企画開催等、武蔵小杉でマンション外のコミュニティ形成の企画運営等のお手伝いに携わりコミュニティの大切さを知ることが出来ました。

多様なマンションにお住まいの方々との出会いがあります。

みなさまマンションの資産価値を守り、安心して暮らすために良好なコミュニティを創りたいと考えていますし願っています。

しかし、自分たちだけでは思うように進めることが出来ない、どのように進めれば良いのかわからない、そしてどこに相談したらいいかわからないから先延ばしにしている・・・

このような管理組合のみなさまがとても多くいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで私の出番なのです。

ソフト(仕組み・ルール・運営)は重松マンション管理士、親泊マンション管理士から習得した経験

ハード(建物・設備)は賃貸管理でのリアルな経験

ハート(意識・心)は家族介護の経験を元に培った視点

これらの面から、管理組合のみなさまの抱える問題と解決策を考えていきます。

マンションに住んでいるみなさまが安心して笑顔で暮らせるマンション創りのお役に立ちたいと熱く想っております。

たった一通のメール・電話があなたのマンションの管理組合運営の大きな転機になる可能性があります。 安心してお気軽にご相談ください。